こんにちは、たいし(プロフィールはこちら)です!
「エンジニア転職の面接でうまく話せない!」、そんな悩みを抱えていませんか?実は多くのエンジニアが、同じく面接でうまく話せないという悩みを抱えています。なぜならエンジニアは技術力に自信を持っていても、面接での受け答えに慣れていないことが多いからです。
私も以前は転職活動で面接に何度も落ち、自信を失いかけた経験があります。しかし面接対策を徹底的に行って、自分なりのコツを見つけてから苦手意識がなくなり、自信を持って面接に臨むことができるようになりました。
この記事では私が実際に経験した失敗と成功から導き出した、エンジニア転職の面接で好印象を与えるためのコツを紹介します。この記事を読むと、以下のことを知れます。
- 面接で何を話せば良いのかが分かる
- 自信を持って面接に臨める
- 好印象を与えて、内定を獲得しやすくなる
転職面接は事前準備から勝負は始まっている!面接本番は準備したことを、ただ披露するだけ。
転職活動における面接の重要性
- スキル・経験: 応募者が求めるスキルや経験を持っているかどうか
- 熱意・意欲: 応募者が企業への熱意や意欲を持っているかどうか
- 人柄・コミュニケーション能力: 応募者の人柄やコミュニケーション能力が企業に合っているかどうか
エンジニア転職において重要な面接の事前準備
エンジニア転職において、面接の事前準備が最も重要だと言っても過言ではないほど大切です。そのため、ここの準備は念入りに行っていただきたいです。エンジニア転職に必要な面接準備は、以下の5STEPとなります。
- 自己分析
- 企業・職種研究
- 想定質問と回答の準備
- 技術的な面接対策
- 模擬面接
自己分析
エンジニア転職を成功させるためには、自己分析が不可欠です。自己分析とは、自分の強みや弱み、価値観、キャリアビジョンなどを理解することです。自己分析をしっかりと行うことで、自分に合った企業や職種を見つけることができます。
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自己分析で考えるべきポイント
自己分析で、考えるポイントは以下の点についてです。これらについて深く考えることで、今まで自分でも気づいていなかった自分に気づくことができます。
- 自分の強みや弱み
- 価値観
- キャリアビジョン
- 転職理由
- 希望する企業や職種
自己分析の具体的方法
また自己分析は、以下のような方法で具体的に行うことができます。これらの方法を駆使して、ぜひ自分自身を探っていってください。
- 過去の経験を振り返る
- 自分のスキルや知識をリストアップする
- 自分の価値観を書き出す
- キャリアビジョンを考える
- 強み・弱み分析ツールを使う
- キャリアカウンセラーに相談する
企業・職種研究
エンジニア転職で成功するためには、自己分析だけでなく企業・職種研究も重要です。企業・職種研究とは、興味のある企業や職種について情報収集を行うことです。企業・職種研究をしっかりと行うことで、自分に合った企業や職種を見つけることができます。
企業・職種研究のチェックポイント
企業・職種研究で調べるべき点として、以下のようなものが挙げられます。これらを調べた結果と先ほどの自己分析の内容が紐づく部分が、あなたにとって強烈なアピールポイントとなります。
- 事業内容
- 社風
- 技術スタック
- 求めるスキル
- ワークライフバランス
- 給与
- 福利厚生
企業・職種研究のチェック方法
またこれらを調べるためには、下記のツールが役に立ちます。これらを参考に、企業・職種研究を進めていってください。
- 企業のホームページ
- 転職エージェント
- 企業が運営しているSNS
- 口コミサイト
想定質問と回答の準備
エンジニア転職において、面接は大きな関門です。面接で良い印象を与え、内定を獲得するためには事前準備が不可欠です。特に想定質問と回答の準備は、面接を成功させるために非常に重要です。
想定質問と回答を準備することで、面接時に自信を持って受け答えができるようになります。自信ががあるように見られることで、面接官からは好印象に見えます。これにより、内定獲得の可能性を高めることができます。
エンジニア転職での面接時の想定質問例
想定質問として、以下によく聞かれるものを一例を記載します。この他にも想定質問は無数に考えられるので、すべてを完璧に回答準備をするのは難しいです。しかし何を質問されてもある程度は答えられるように、自己分析の結果を言語化できるような準備が必要です。
- 自己紹介をお願いします。
- 転職理由を教えてください。
- あなたの強みと弱みは何ですか?
- これまでの経験で最も成果があったことを教えてください。
- 志望動機を教えてください。
- キャリアビジョンを教えてください。
- 給与の希望はいくらですか?
技術的な面接対策
技術的な面接対策は、エンジニア転職ならではのものです。ここでうまく答えられると、自分の技術力をアピールでき、面接官に好印象を与えられます。
エンジニア転職での面接時の技術的質問例
技術的な質問に関して、以下に例を記載します。この他にも実際のプログラミング力を試される、コーディングテストなどもある可能性があります。完全な対策は難しいですが、企業・職種研究で調べていただいた使っているプログラミング言語や技術をもとに面接対策を行ってください。
- これまでの経験で携わったプロジェクトについて教えてください。
- 使用した言語・フレームワーク・ライブラリは何ですか?
- プロジェクトでどのような役割を担当しましたか?
- プロジェクトでどのような課題に直面し、どのように解決しましたか?
- データ構造とアルゴリズムについて説明してください。
- オブジェクト指向プログラミングについて説明してください。
- 設計パターンについて説明してください。
- SQLについて説明してください。
- ネットワークについて説明してください
模擬面接
上記までが完了した時点で、面接の準備としては完了です。ただし面接では、想定にない質問をされることもあります。そういう想定外な質問をされた時の対処法として、アドリブ力が求められます。このアドリブ力を養うのに、効果的なのが「模擬面接」です。
また模擬面接をすることで、第三者からフィードバックをもらうことができます。自分では意外と気づいていないような、印象の良くないしゃべり方の癖や目線・態度などを第三者の目線でチェックしてもらえます。
ただ模擬面接を頼めるような人がいない方もいらっしゃると思います。そのような方には、転職エージェントの活用がおすすめです。転職エージェントでは、模擬面接をお願いすることができます。エージェントは転職についてのプロなので、的確なアドバイスがもらえます。
以下リンクに、おすすめの転職エージェントをまとめています。厳選したどれもおすすめできる転職エージェントなので、この中からいくつかピックアップしてもらって活用いただければと思います。
\おすすめの転職エージェント5つに厳選して紹介!/
エンジニア転職の面接当日について
面接当日に慌てなくても済むように、以下の準備をしておきましょう。
- 服装: 清潔感のある服装で。スーツが基本ですが、企業によってはカジュアルな服装もOKの場合もあります。
- 持ち物: 履歴書、職務経歴書、筆記用具、メモ帳など。
- 交通手段: 時間に余裕を持って到着できるよう、事前に確認しておきましょう。
また面接官と対面したタイミングで、「本日はお忙しい中、お時間いただきましてありがとうございます。」と言うのがおすすめです。こうすることで、最初の面接官の印象をよくすることができます。
転職面接でのコツ5選
私は今までに転職活動を2回経験しましたし、SESでの案件参画のために数えきれないくらいに企業と面談をしてきました。その過程で得た、面接に使えるコツをについてご紹介します。面接でのコツは、以下の5点です。
- 自信を持つ
- 回答にエピソードや数値を絡める
- 論理的に話す
- できないときは代替案を言う
- 積極的に質問をする
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自信を持つ
面接には自信を持って臨みましょう。上記の事前準備を行ったのであれば、面接に対して不安を感じる必要はありません。面接官としても自信のない人よりも、自信のある人のほうが魅力的に見え好印象です。
緊張してしまうと委縮して、自信がない人のように見えてしまいます。そんなときの私の対処法ですが、応募者側が企業側を面接するくらいの気持ちでいると気が楽です。またITエンジニアは引く手あまたのため、例え面接に失敗しても他に会社はたくさんあると思えば、失敗を恐れず最大限アピールできようになります。
回答にエピソードや数値を絡める
面接での回答にはエピソードや数値を交えながら、回答をするように心がけましょう。回答にエピソードや数値を交えることで、回答に説得力が増して面接官の好印象につながります。
またエピソードに関して、ちょっと話を盛るくらいのイメージが経験的にちょうどいい気がします。事実をありのままに話そうとすると、無意識に内容が謙虚な方向に寄りすぎてしまいます。そのため嘘にならない程度(体感値として1~2割くらい)に話を盛ることで、控えめすぎなず過剰でもない魅力的な回答になります。
論理的に話す
エンジニアとして応募しているので、論理性が求められます。そのため質問に対する回答に矛盾などがあると、評価が一気に悪くなるのでご注意ください。
転職面接で面接官が人事などの非エンジニアの場合と、面接をエンジニアの方がされる場合とがあります。エンジニアが面接官の場合には、この点が特にチェックされます。自分では話すことで精いっぱいで、論理的に話せているのか判断がしにくいです。そこで転職エージェントなどと模擬面接する際に、論理的に話せているかフィードバックしてもらいましょう。
できないときは代替案を言う
面接中で「~はできますか?」といった、質問はよくあります。ここでできることに関しては、そのことを全力でアピールしていただければいいです。ただできないことについては、できないことを伝えて「どこまでならできそうか」「できないことに近しいことで、できることはないか」について考えてほしいです。
面接官としても、できませんと言われるとそのままできないとだけ思われます。しかしできないけど代替案があると言われると、結論としては同じくできないでも印象が良くなります。またこのように代替案を示しながら答えることで、仕事について前向きな印象を与えられます。
積極的に質問をする
おそらく面接の最後に「何か質問はありますか?」と、ほぼ確実に聞かれると思います。ここでは、必ず質問をするようにしてください。積極的に質問をすることで、やる気がある印象を与えることができます。
質問するために、事前に質問集を準備しておくことをおすすめします。質問集はちょっと多めに準備したほうがいいです。なぜなら事前の会社説明で疑問が解決することがあるので、少ないと質問することがなくなり困ります。
また質問は給料や休日に関する質問は、できれば避けたほうがいいです。これらの質問をしすぎると、面接官に悪い印象を与えます。これらのことは転職エージェントを利用していれば、エージェントに代理で質問してもらうことができるので、そのようにしたほうがいいです。
転職面接後にやるべきこと
面接後は基本的に結果を待つだけですが、面接後にやる方がいいこともあります。ここでは、面接後にやったほうがいい2点について紹介します。
- 転職面接の振り返り
- 別の求人を探す
転職面接の振り返り
面接から時間が経つと、面接で会話した内容などを忘れていってしまいます。そこで面接終了後になるべく早くに、面接の振り返りをしたほうがいいです。振り返る内容としては、まずうまく答えられなかった質問内容とその回答を考えましょう。これをすることで、次回以降の面接でよりうまく面接ができるようになります。
また会話の内容を思い起こして、追加で質問があれば転職エージェントを利用して質問をしましょう。もし面接で思ってた会社と違い選考を辞退したくなったときは、その旨を転職エージェントに伝えましょう。エージェントが代行して、応募企業と連絡を取ってくれます。
別の求人を探す
面接の結果、落される可能性もあります。そのため同時並行で、選考活動を進めるようにしましょう。そうすることで、時間を無駄にすることなく転職を進めることができます。
面接で落されると、ショックを受けるかもしれません。ただ何が悪かったのか反省は必要ですが、気に病む必要はありません。IT業界は人手不足のため、あなたを欲しがっている企業は必ずあります。気に病んでる時間はもったいないので、切り替えて効率よく転職先を探しましょう。
まとめ
今回はエンジニアのための面接対策についてまとめました。転職面接は、事前準備が非常に重要です。面接本番は準備したものを披露するだけなので、準備は入念に行うようにすることで内定獲得が近づきます。
エンジニアの方は、特に面接が苦手な方が多いように感じます。今回紹介した面接のコツを使って、うまくアピールしていただけたらと思います。この記事が内定獲得にお役立ちできると嬉しいです!
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