こんにちは、たいし(プロフィールはこちら)です!
かつては「ITエンジニア=理系の仕事」というイメージが強かったかもしれません。しかし近年、IT技術の進歩と社会の変化に伴い、文系出身者でもITエンジニアとして活躍できる時代が到来しています。
本記事ではエンジニアの筆者が、文系エンジニアが急増している理由や文系からエンジニアになる方法を詳しく解説します。IT業界に興味を持っている文系の方、キャリアチェンジを考えている方にとって、必読の内容です。ぜひ最後までご覧ください。
ITエンジニアは理系だけの仕事じゃない。今はIT業界は文系人材の力を求めており、追い風が吹いている!
文系出身のエンジニアが急増している?
従来エンジニアの世界は、理系出身者が主流でした。しかし近年の傾向として、文系出身者がIT業界に進出する例が目立ってきました。実際に2023年の大学新卒就職者データを見ると、理系出身者が占める割合は38.2%にとどまり、61.8%が文系出身者となっています。2013年の大学学部の新卒就職者には、理系出身者が55.1%を占めていたことから比較すると、大幅に文系出身エンジニアが増加したことが確認できます。
なぜ、こうした変化が起きているのでしょうか?その背景には、IT人材の慢性的な不足があります。政府の試算では、2030年にはおよそ79万人のIT人材が不足する見込みです。こうした状況を受け、IT企業は人材確保に苦労しています。そこで注目されたのが、文系出身者の活用なのです。
文系出身エンジニアが増加している理由
理系人材は技術力や論理的思考・問題解決力において、文系にはない強みがあります。一方で文系人材が増えている要因として、以下のようなことが追い風となっていることが考えられます。
- ユーザー視点での設計開発
- 生成AIの登場により技術的なハードルが低くなってきている
- 文系の高いコミュニケーション能力が求められている
これらについて、詳しく解説します。
\本内容をショート動画で解説!/
ユーザー視点での設計開発
理系出身のエンジニアは技術面に偏りがちで、ユーザビリティを軽視しがちです。一方で文系出身者には言語や心理学など人間理解の素養があり、高い共感力を持っています。
この文系の強みを生かすことで、ユーザーの視点に立ったUI/UXデザインが可能になり、使いやすく満足度の高い製品開発につながります。実際にグーグルやアップルなどの主要IT企業では、ユーザビリティ重視の観点から文系出身者の活用が進んでいます。ユーザー視点を持つことが製品開発で重要になっている中で、文系出身エンジニアの役割は大きいです。
生成AIの登場により技術的なハードルが低くなってきている
生成AIの登場により、プログラミングの技術的ハードルが下がり、文系出身者がエンジニアを目指しやすくなりました。生成AIはプログラミングの基礎から実践までを教えてくれるため、以前と比較して学習も格段にしやすい環境となりました。
またプログラミングスキル自体の重要度が相対的に低下し、今までより文系の長所が活かせるようになります。生成AIは技術的障壁を下げ、文系出身者がエンジニアへのとなる追い風になっています。
文系の高いコミュニケーション能力が求められている
従来は技術的な専門スキルが重視されていたITエンジニアの仕事だが、近年はコミュニケーション能力が重要視されるようになってきました。顧客の要望を正しい理解やチームメンバーとの協力のためには、優れたコミュニケーション力が不可欠となります。
理系出身者は技術力は高いが、コミュニケーション能力に課題がある方が結構いらっしゃいます。一方で文系出身者は理系人材と比較して、高いコミュニケーション能力を持っている場合が多いです。企業はシステム開発においてコミュニケーションを重視するようになり、その観点から文系出身エンジニアの価値が高まっています。今後は多様な人材が求められ、文系エンジニアの活躍が一層期待されています。
文系出身者がITエンジニアになるための方法
最後に文系出身者がエンジニアになるためのプログラミング学習法について紹介します。プログラミングは、以下の3STEPで学習するのがおすすめです。
- 【STEP1】Progateでプログラミング適性をみる
- 【STEP2】Udemyでより実践的な学習をする
- 【STEP3】プログラミングスクールに通い、エンジニアになる
【STEP1】Progateでプログラミング適性をみる
まずProgateでプログラミング適性を見ましょう。私自身プログラミング未経験者に対してプログラミング指導を行ってきた経験もあるのですが、中にはプログラミング的な思考が苦手なタイプの人も結構いらっしゃいます。
そのような方が最初からコストをかけて、学習に取り組むのはもったいないです。Progateという学習サイトを利用すれば、低コストでこのチェックが行えるのでまずこちらから取り組んでみてください。Progateには、上記おすすめ言語で紹介したPHP・Ruby・Pythonの学習コースも用意されています。ここで自分はどの言語が向いているのかについても、チェックしていただけたらと思います。
【STEP2】Udemyでより実践的な学習をする
次はUdemyで学びたい言語をより深く学習するのがおすすめです。Udemyは世界最大級のオンライン学習プラットフォームで、現役エンジニアが解説してくれているのでより実践的な内容を学べます。今回紹介したおすすめ言語についての学習講座も大量にあります。うまくキャンペーン期間を活用すれば、これらの講座が格安で学習できます。
【STEP3】プログラミングスクールに通い、エンジニアになる
プログラミングを学んでお金を稼ぎたい人は、プログラミングスクールに通うのが最短最速で再現性高くエンジニアとなることができます。プログラミングスクールは高いとお感じの方もおられると思いますが、国から最大で64万円の専門実践教育訓練給付金も受けることができます。以下でプログラミングスクールについて紹介しているのでご参照ください。
ちなみに私は「DMM WEBCAMP」というプログラミングスクールで、プログラミング学習を行ってエンジニアとなりました。こちらに関しては実体験を交えながら、以下でご紹介をしております。
>> 体験談を交えてDMM WEBCAMPについて詳しく紹介!
まとめ
今回はプログラミング初心者に向けて、おすすめのプログラミング言語の学習順序や逆におすすめできない言語、学習方法についてご紹介をいたしました。この記事を参考にプログラミングができる方、エンジニアとなる方が増えると嬉しく感じます。
\プログラミング未経験者の学習について紹介!/