こんにちは、たいし(プロフィールはこちら)です!
満員電車に揺られ、家賃の高い狭い部屋に帰る日々。あなたはそんな東京での生活に、疲れを感じていませんか?
エンジニアとしてスキルアップを目指し、刺激的な毎日を求めて上京したはずが、いつの間にか日々のタスクをこなすだけで精一杯。
『このままでいいのだろうか?』
そう自問自答しながらも、忙しさに流され、何も変えられない。そんな消耗状態に陥っているエンジニアは、決して少なくないはずです。かくいう私も、その一人でした。
しかし思い切って東京を離れ、故郷の福岡にUターン移住したことで大きく変わりました。福岡はエンジニアにとって魅力的な環境でありながら、東京と比べて生活コストが低く、ワークライフバランスも実現しやすい街です。
この記事では実際に福岡に移住したエンジニアの視点から、エンジニアが福岡に住む魅力や移住のリアルをお伝えします。
『まだ東京で消耗してるの?』
もしあなたが今の生活に少しでも疑問を感じているなら、ぜひこの記事を読んで、新しい選択肢を考えてみてください。

東京は何でもある便利な街ですが、その分刺激も多く疲労もします。その点福岡は、ほど良い便利さと落ち着きのあるバランスがいいおすすめな街です!
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私が福岡へ移住した経緯
私はもともと福岡で生まれ育ち、大学卒業まで福岡で過ごしました。就職を機に転勤でたまたま東京へ。福岡の田舎出身ということもあり、東京での生活はまさに刺激の連続でした。多種多様な人々との出会い、最先端の技術、常に変化し続ける街。20代の私にとって、東京は無限の可能性を秘めた魅力的な場所でした。
しかし30代を迎えて、東京での生活に息苦しさを感じるようになりました。常に情報や刺激に触れることができる環境に、疲労感を感じるようになり、心の余裕を奪っていきました。満員電車に揺られ労働し、家賃の高くて狭い部屋に帰る日々。そんな生活に疑問を感じるようになっていきました。
そんな時に会社を退職し、フリーランスとして独立することを決めました。場所を選ばない働き方ができるようになった今、改めて自分の人生を見つめ直したい。そう考えた時、真っ先に思い浮かんだのが故郷の福岡でした。
フリーランスになり福岡移住することに、不安がなかったと言えば嘘になります。ただ人生の次のステージは、福岡で過ごしたいと考え移住を決断しました。
福岡のエンジニア環境:想像以上に活気あふれる福岡のIT状況
福岡でITエンジニアの仕事なんてほとんどないのではと思われるかもしれませんが、実は大きな誤解です。移住前は私も同じ不安を持っていましたが、実際に住んでみると、福岡のIT界隈は予想をはるかに超える活気がありました。
意外と充実:地元IT企業・スタートアップの状況
福岡市は近年「スタートアップ都市」を掲げ、IT産業の育成に力を入れています。LINE Fukuoka、サイバーエージェント福岡オフィス、GMOペパボといった大手企業の拠点があるほか、地元発のベンチャー企業も続々と誕生しています。
東京と比べれば数は少ないものの、企業間の距離が近いことがかえって強みとなっていると感じます。福岡の濃いつながりが生み出すコラボレーションは、大都市にはない魅力です。
つながりが生まれる場所:コワーキングスペースとコミュニティ
福岡には、エンジニア向けのコワーキングスペースやコミュニティが数多く存在し、交流やスキルアップの機会が豊富です。
福岡での代表的なコワーキングスペースとして、「Engineer Cafe」があります。Engineer Cafeはエンジニア向けのコワーキングスペースで、エンジニア向けのイベントや勉強会が頻繁に開催されています。エンジニアが集まり、技術を学び合い、交流するための場として、福岡市内で非常に人気があります。
また福岡市は「Engineer Friendly City Fukuoka」として、エンジニアにとって魅力的な環境づくりを推進しています。これに伴い、エンジニア向けの勉強会やコミュニティも活発に行われています。
行政も本気:福岡市のスタートアップ支援策
福岡市は、スタートアップ支援に力を入れており、様々な支援策を提供しています。その代表的なものが「Fukuoka Growth Next」です。Fukuoka Growth Nextでは、以下のような取り組みが行われています。
- スタートアップ向けのオフィススペースやコワーキングスペースを提供
- メンター制度や投資家とのマッチングなど、成長を支援するプログラムを提供
- 国内外のスタートアップ関係者との交流イベントを開催
これらの取り組みにより、福岡はエンジニアにとって魅力的なキャリアとライフスタイルを両立できる都市として、ますます発展していくことが期待されます。
福岡移住での生活面の変化と魅力:ゆとりある暮らしでQOLが向上
移住して最も実感しているのは、生活の質が劇的に向上したことです。東京では当たり前だと思っていた不便さから解放され、より豊かな時間を過ごせるようになりました。具体的な変化をご紹介します。
住居費の違い:圧倒的にリーズナブルな価格で
東京と比較して、福岡は圧倒的に住居費が安いです。試しにSUUMOのデータを使って、東京23区と福岡市のワンルームマンションで家賃相場を比較してみました。
- 東京23区の平均家賃: 7.7万円/月
- 福岡市の平均家賃: 4.4万円/月
このように、福岡では東京と比べて住居費を大幅に抑えることができます。浮いたお金を趣味や貯蓄に回せるのは、大きなメリットです。
通勤時間・混雑状況の変化:ストレスフリーな通勤
東京での通勤時間は、先ほどのように23区内だと家賃が高いため遠くから片道1時間以上かけて通勤していました。東京の満員電車に揺られ、毎日通勤するだけでへとへとでした。福岡だと職場からより近い距離に住みやすいので、通勤時間が短縮できストレスも軽減します。
しかし福岡も割と都会で、東京よりも電車の本数は少ないのでラッシュ時だと意外と混雑します。ただそれでも東京ほどではなく、タイミングによっては座ることもできます。また路線が少ないので、東京のように何度も乗り換える必要もありません。通勤ストレスから解放され、仕事のパフォーマンスも向上します。
外食も楽しめる:食費・外食費の違い
福岡はご飯がおいしいで有名な街で、クオリティの高い食事が東京より安く楽しめます。東京でランチを食べようとすると、1000~2000円程度は余裕でかかってしまいます。ただ福岡であれば、1000円程度で大体何でも食べられてかつおいしいです。
たしかに東京でも何でも食べることはできますが、福岡の食事での満足度は東京よりも桁違いに高いです。住むにあたって、食事はかなり重要な点です。この点福岡で、不満に感じることはないと思います。
自然環境へのアクセスのしやすさ:都会と自然のバランス
福岡は都会でありながら、自然豊かな場所へのアクセスも容易です。少し足を伸ばせば、すぐに美しい海や山へアクセスできます。都会の利便性と自然の豊かさを両立できるのが、福岡の大きな魅力です。
エンジニアは日常ずっとパソコンに向かっていて、メンタル不調を感じる人の割合が高いです。ただメンタル不調の改善策として、自然に触れることは非常に有効です。東京だと遠出しないと自然を感じることができませんが、福岡だと気軽に自然に触れることができます。
福岡移住の感想:想像以上の満足度!迷っているなら、ぜひ!
東京から福岡に移住して、本当に良かったと心から思っています。東京での生活も刺激的で楽しかったのですが、今の生活に不満は全くありません。むしろ想像以上に満足しています。もう東京に戻りたいとは思わないほどです。
私は福岡でフリーランスエンジニアとして活動しています。移住前最大の不安だった仕事についてですが、結果的に心配不要でした。仕事に困ることはありません。
たしかに正直なところを言えば、東京と比較すると案件数は確実に少なくなります。また単価も東京より、1〜2割ほど安い傾向にあります。しかし生活コストが低いので、単価が多少安くても全く気になりません。
また福岡の大きな利点のひとつは、空港の利便性です。福岡空港は市内中心部から地下鉄で約10分という好立地。朝一の飛行機で東京に行けば、10時頃には都内に到着できます。この利便性のおかげでフル常駐は難しいものの、短期な出社が必要な案件であれば問題なく参画することができます。
>> 福岡のフリーランスエンジニアにおすすめ!私も使っているエージェントを紹介
福岡移住は、私にとって大正解でした。ワークライフバランスを重視したい方、生活コストを抑えたい方、自然豊かな環境で暮らしたい方には特におすすめです。東京での生活に少しでも疑問を感じているなら、一度福岡を訪れてみてください。
最初から完全移住ではなく、2〜3ヶ月のお試し移住から始めるのも良いと思います。失敗したとしても、いつでも東京に戻ればいい。その選択肢を持ちながら、新しい一歩を踏み出してみる価値は十分にあります。
まとめ
今回は東京でエンジニアをしていて疲れを感じている人に向けて、私が東京から福岡に移住した経験を交えて福岡移住のおすすめポイントについてお伝えしました。たしかに東京は、ヒトやモノはたくさん集まるとても便利で刺激的な街です。ただしその分ストレスも多く、以前の私と同様で疲れている人も多いのではないでしょうか。
その点福岡は東京ほどではありませんが、適度に都会でバランスが取れていて住みやすいです。またエンジニアにとって魅力的な環境でありながら、東京と比べて生活コストが低く、ワークライフバランスも実現しやすい街です。もし今の生活に少しでも疑問を感じているなら、ぜひ福岡への移住を検討してみてください。
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