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エンジニアのスキルシート書き方ガイド:記入例からフリーランス案件獲得まで

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こんにちは、たいし(プロフィールはこちら)です!

エンジニアのみなさん、スキルシートの書き方で悩んでいませんか?本記事では、エンジニア向けのスキルシート作成方法を徹底解説します。スキルシートはキャリアアップを目指す方はもちろん、フリーランスエンジニアになりたい人や副業をしたいエンジニアにとって特に重要な書類です。これらの方々にとって、スキルシートは自身の技術力と経験を効果的にアピールし、案件獲得や新たな仕事の機会を掴むための強力なツールとなります。

適切なスキルシートは、あなたの技術力を効果的にアピールし、キャリアアップのチャンスを大きく広げます。職務経歴書との違いからスキルシートの書き方まで、テンプレートを交えてご紹介。今すぐ実践できるスキルシート作成のコツを学んで、あなたのエンジニアとしての価値を最大限に引き出しましょう。

フリーランスや副業に興味があるエンジニアにとって、スキルシートは超重要書類!

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スキルシートとは?:技術スキル・経験をまとめた文書

クエッションと赤ちゃんのイメージ

スキルシートとは、エンジニアが持つ技術スキルや経験を一覧形式でまとめた文書です。主に以下の要素で構成されています。

  1. 基本情報(名前、連絡先など)
  2. 保有する技術スキル(プログラミング言語、フレームワーク、ツールなど)
  3. プロジェクト経験
  4. 資格や認定
  5. 自己PR

これらの情報を簡潔かつ分かりやすく整理することで、自身の技術力を効果的にアピールすることができます。

 

スキルシートの目的

スキルシートの主な目的は以下の通りです。

  1. 自身の技術スキルの可視化
    エンジニア自身が自分のスキルを客観的に把握し、キャリアプランニングに活用できます。
  2. 転職や案件獲得時の自己アピール
    採用担当者や案件発注者に対して、自身の技術力を効果的にアピールすることができます。
  3. プロジェクトアサインメントの効率化
    企業内でのプロジェクト配属や人材リソース管理に活用されます。
  4. スキルギャップの特定
    業界で求められるスキルと自身のスキルを比較し、今後の学習計画を立てる際の指針となります。

 

スキルシートと職務経歴書の違い

スキルシートと職務経歴書は似て非なるものです。主な違いは以下の通りです。

項目スキルシート職務経歴書
焦点技術スキルと経験にフォーカス職歴や業務内容、成果に重点
形式表形式や箇条書きが主体文章形式が主体
詳細度技術的な詳細を重視キャリアの全体像を重視
使用目的主に技術力の評価やプロジェクトアサインメント主に採用選考や人物評価
更新頻度新しいスキルを習得するたびに更新転職や大きなキャリアの節目で更新

エンジニアにとって、スキルシートと職務経歴書は共に重要なツールです。状況に応じて適切な文書を使い分けることで、自身の強みを最大限にアピールすることができます。

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スキルシートの書き方:書くべき項目とは?

スキルシートに書くべき項目

本セクションでは、あなたの技術力を最大限にアピールするスキルシートの書き方を、以下に分類してステップバイステップで解説していきます。

  1. 基本情報の記載
  2. 技術スキルの整理
  3. プロジェクト経験の記載
  4. 資格・認定の記載
  5. 自己PR

 

基本情報の記載

まずは、以下の基本情報を明確に記載しましょう。

  • 氏名
  • 生年月日(年齢)
  • 住所
  • 最寄り駅
  • 連絡先(メールアドレス、電話番号)
  • 最終学歴

これらの情報は簡潔に、かつ見やすく配置することが重要です。ちなみに補足ですが、案件探しの際はフリーランスエージェントによって、これら個人情報は伏せられた状態で企業側に送られます。個人情報を知られるのが不安という方も、安心してください。

 

基本情報の記入例

氏名山田太郎最終学歴東京大学 工学部 情報工学科 卒業
生年月日1990年1月1日年齢33歳
メールアドレスhogehoge@gmail.com電話番号090-1234-5678
住所東京都千代田区霞が関1-2-3最寄り駅丸の内線 東京駅

 

技術スキルの整理

技術スキルは、スキルシートの核心部分です。以下のカテゴリーに分けて整理しましょう。

  • プログラミング言語
    例:Java, Python, JavaScript, C++, Ruby など
  • フレームワーク・ライブラリ
    例:Spring Boot, React, Angular, Django, Ruby on Rails など
  • データベース
    例:MySQL, PostgreSQL, MongoDB, Oracle など
  • ツール・開発環境
    例:Git, Docker, Jenkins, AWS, Visual Studio Code など
  • その他のスキル
    例:アジャイル開発, TDD, CI/CD, マイクロサービスアーキテクチャ など

各スキルについて、経験年数を記載するとより具体的になります。

 

技術スキルの記入例

技術スキル経験年数詳細
プログラミング言語
Java5年
Spring Bootを用いたWebアプリケーション開発、大規模システムの設計・開発経験
Python3年
機械学習ライブラリ(TensorFlow, PyTorch)を用いたデータ分析、Webスクレイピング
JavaScript4年
React, Vue.jsを用いたフロントエンド開発、Node.jsを用いたサーバーサイド開発
フレームワーク・ライブラリ
Spring Boot4年
REST API開発、マイクロサービスアーキテクチャ
React3年
SPA開発、Reduxを用いた状態管理
Django2年
PythonによるWebアプリケーション開発
データベース
MySQL5年
RDBMSの設計、SQLチューニング
PostgreSQL3年
大規模データの処理、地理情報システム
MongoDB2年
NoSQLデータベースの設計、運用
ツール・開発環境
Git5年
バージョン管理、チーム開発
Docker3年
コンテナ化、CI/CD環境構築
Jenkins2年
CI/CDパイプライン構築、自動テスト
AWS4年
EC2, S3, RDSなどの利用、インフラ構築
Visual Studio Code3年
コードエディタ、デバッグ
その他のスキル
アジャイル開発3年
Scrum, Kanbanを用いた開発
TDD (テスト駆動開発)2年
ユニットテスト、結合テスト
CI/CD (継続的インテグレーション/継続的デリバリー)3年
Jenkins, GitLab CI/CDを用いた自動化
マイクロサービスアーキテクチャ2年
マイクロサービス設計、Docker, Kubernetesを用いた運用

 

プロジェクト経験の記載

プロジェクト経験は、あなたのスキルが実際にどのように活用されたかを示す重要な部分です。以下の項目を含めて記述しましょう。

  • プロジェクト名(または概要)
  • 期間
  • チーム規模
  • 役割
  • 使用技術
  • 担当業務の詳細
  • 成果や貢献点

 

プロジェクト経験の記入例

期間
業務内容
役割
規模
使用技術
2022年4月
2023年3月■大手ECサイトのバックエンド開発10名(バックエンド5名、フロントエンド3名、QA 2名)

 

バックエンドエンジニアとして参画

Java
Spring Boot
MySQL
AWS (EC2, RDS, S3)
Docker
≪担当業務≫
・RESTful APIの設計と実装
・データベース設計とパフォーマンスチューニング
・マイクロサービスアーキテクチャへの移行
 
≪成果≫
・API応答時間を平均30%改善
・システムの可用性を99.9%に向上
・マイクロサービス化により、新機能のリリース時間を50%短縮
12ヶ月間

 

資格・認定の記載

関連する資格や認定があれば、取得年月と共に記載しましょう。

 

資格・認定の記入例

  • 情報処理安全確保支援士(2022年4月取得)
  • AWS Certified Solutions Architect – Associate(2023年2月取得)

 

自己PR

最後に、簡潔な自己PRを追加しましょう。ここでは、あなたの強みや特徴、キャリアゴールなどを端的に述べます。

 

自己PRの記入例

新技術への強い関心と学習意欲を持ち、常に最新のトレンドをキャッチアップしています。特にクラウドネイティブな開発に強みを持ち、スケーラブルで堅牢なシステム構築を得意としています。今後は、AIや機械学習の分野にも挑戦し、より革新的なソリューションの開発に貢献したいと考えています。

 

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スキルシートを書くコツ:エンジニアのための6つの重要ポイント

魅力的なスキルシートを書くコツ6選

効果的なスキルシートは、あなたの技術力と経験を的確に伝え、キャリアアップや案件獲得のチャンスを広げます。以下の6つのコツを押さえて、魅力的なスキルシートを作成しましょう。

  1. 簡潔で分かりやすい表現を使用する
  2. 視覚的に見やすいレイアウトを心がける
  3. 常に最新の情報に更新する
  4. 応募先や案件に合わせてカスタマイズする
  5. 具体的な数字や成果を示す
  6. スキルを適切に評価する

\本内容をショート動画で解説!/

 

簡潔で分かりやすい表現を使用する

技術的な内容を伝える際は、簡潔さと分かりやすさのバランスが重要です。

  • 技術用語は適切に使用し、必要に応じて簡単な説明を加えます。
  • 長文を避け、短い文章や箇条書きを活用します。
  • 業界標準の略語は説明なしで使用しても構いませんが、特殊な略語には注釈をつけましょう。

悪い例
「複雑なシステムアーキテクチャの設計と実装を行いました。」

良い例
「マイクロサービスアーキテクチャを採用し、スケーラブルなシステムを設計・実装。各サービス間の疎結合を実現し、開発効率と保守性を向上。」

 

視覚的に見やすいレイアウトを心がける

情報の整理と視認性は、スキルシートの読みやすさに直結します。

  • 表や箇条書きを効果的に使用し、情報を整理します。
  • セクションごとに明確な見出しをつけ、情報の区分けを明確にします。
  • フォントサイズや太字を適切に使い、重要な情報を強調します。
  • 余白を適度に設け、詰め込みすぎないようにします

 

常に最新の情報に更新する

スキルシートは「生きた」ドキュメントです。定期的な更新が重要です。

  • 新しいスキルを習得したら、すぐにスキルシートに反映させます。
  • プロジェクトが完了したら、その経験と成果を追加します。
  • 技術トレンドの変化に合わせて、強調するスキルを調整します。
  • 更新日を明記し、常に最新の情報であることをアピールします。

 

応募先や案件に合わせてカスタマイズする

一つのスキルシートですべてをカバーすることは困難です。状況に応じた調整が効果的です。

  • 求人要項や案件の要求スキルをよく読み、それに合致するスキルや経験を強調します。
  • 不要な情報は思い切って省略し、焦点を絞ります。
  • 応募先の企業文化や価値観に合わせて、自己PRの内容を調整します。

スタートアップ向け
「迅速な意思決定と柔軟な対応力を活かし、短期間での製品リリースに貢献」

大企業向け
「長期的視点でのシステム設計と、堅実なプロジェクト管理能力を発揮」

 

具体的な数字や成果を示す

抽象的な表現よりも、具体的な数字や成果の方が説得力があります。

  • パフォーマンス改善、コスト削減、効率化などの成果を、可能な限り数値で表現します。
  • プロジェクトの規模を示す数字(チーム人数、開発期間、予算など)も効果的です。
  • 自分の貢献度が明確になるよう、具体的な役割や責任を記述します。

悪い例
「システムのパフォーマンスを改善しました。」

良い例
「データベースのインデックス最適化とキャッシュ戦略の導入により、クエリ応答時間を平均60%短縮。同時に、サーバーリソースの使用率を30%削減。」

 

スキルを適切に評価する

謙遜は美徳ですが、スキルシートでの過度の控えめな表現は逆効果です。

  • 自分のスキルを客観的に評価し、適切に表現しましょう。
  • 「まあまあできます」といった曖昧な表現は避け、具体的なスキルレベルを示します。
  • 自信がある領域は積極的にアピールし、得意分野を明確にします。
  • 未経験や学習中の技術については、その旨を正直に記載しつつ、学習意欲や成長の可能性をアピールします。

悪い例
「Javaプログラミングができます。」

良い例
「Java:5年の実務経験。Spring Bootを用いた大規模Webアプリケーション開発、マイクロサービスアーキテクチャの設計と実装。並行処理やパフォーマンスチューニングに強み。」

 

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フリーランス・副業案件の探し方

虫眼鏡イメージ

スキルシートの作成が完了したら、いよいよ実際の案件探しに移りましょう。せっかく丁寧に作り上げたスキルシートを活用し、あなたのスキルと経験にマッチした魅力的な案件を見つける絶好のチャンスです。

IT業界は特にエンジニア向けの案件探しサービスが、非常に充実しています。多くのフリーランスエージェントや案件紹介プラットフォームが存在し、幅広い選択肢の中から自分に合った案件を見つけやすい環境が整っています。

フリーランスとして活動を始めたい方には、信頼できるフリーランスエージェントを利用することをおすすめします。エージェントは豊富な案件情報を持っているだけでなく、案件とのマッチングや契約交渉のサポートも行ってくれます。具体的なおすすめのフリーランスエージェントについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。経験豊富なエージェントのサポートを受けることで、スムーズにフリーランスとしてのキャリアをスタートさせることができるでしょう。

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一方、副業として案件を探している方も多いのではないでしょうか。副業案件の効果的な探し方や注意点については、こちらの記事で詳細に解説しています。副業を始める前に、ぜひご一読ください。

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まとめ

今回はエンジニアのキャリアアップにおいて、重要なスキルシートについて、作成方法や書き方のコツを紹介いたしました。スキルシートは、主にエンジニアの技術力を評価するためのツールです。自分らしさを表現したスキルシートで、あなたのエンジニアとしての価値を最大限に引き出しましょう。

 

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