こんにちは、たいし(プロフィールはこちら)です!
フリーランスエンジニアを始めることに、不安を感じている方はいませんか?私自身もそうでしたが、会社員をやっていた時と勝手が違うので困惑してしまいますよね。
本記事では現在フリーランスをしている筆者が、フリーランスエンジニアを始めるための準備や案件獲得についてを紹介します。フリーランスへの転向をお考えの方は、ぜひ最後まで読んでいってください!
フリーランスエンジニアになるにあたって、必要な準備や案件獲得についての情報を網羅的に提供します!
フリーランスエンジニアに興味がある方へ
フリーランスエンジニアになってみたいけど、会社を辞めるのが怖いという方は多いですよね?フリーランスエンジニアになることで、時間や場所からの縛りがなくなり、自由な働き方が可能となります。ただその対価として、会社員と比較して収入の不安定さなどのリスクもあります。
フリーランスエンジニアはメリットも大きいですが、デメリットもあるので万人にフリーランスがおすすめなわけではありません。私がフリーランスをおすすめする人は、以下のような人です。
- 自律性・責任感がある
- スキル向上に意欲的
- 新しいことに挑戦したい
- 自由な働き方を望む
- 人間関係のストレスを避けたい
各項目の詳細に関しては、以下のリンク内にあります。他に補足情報なども記載しているので、気になる方は、確認してみてください。
\フリーランスエンジニアのメリット・デメリットとオススメな人を紹介!/
いきなりフリーランスは怖い…|まずは副業から始めてみよう!
フリーランスエンジニアとして活躍する姿は魅力的ですが、いきなり独立するのは不安ですよね。そんなあなたにおすすめなのが、まず会社員をしながら副業を始める方法です。また副業は、収入アップを目指すエンジニアにもおすすめです。エンジニア副業の具体例として、以下のようなものが挙げられます。
- 個人でのWebサービス開発・運営
- フリーランスエンジニアとしての受注
- オンラインプログラミング教育・講師
- 技術ブログ運営・執筆
- オンラインコーディング添削・メンタリング
以下のリンクにて、副業を行うにあたっての注意点や副業案件の探し方についてを紹介しています。リスクを抑えつつ、会社だけに依存しないキャリア開発にご興味のある方はぜひご覧ください。
\リスクを最小限に始める副業についてご紹介!/
知らないとトラブルの元になるフリーランスの契約形態
フリーランスエンジニアの主な契約形態として、「請負契約」と「準委任契約(SES契約)」があります。この2つの契約形態の違いについて、表にまとめると以下のようになります。
請負契約 | 準委任契約 | |
---|---|---|
受注者の義務 | 仕事の完成義務を負う | 善管注意義務を負う |
成果物の納品 | 成果物の納品が必要 | 成果物の納品が必要ない |
報酬のタイミング | 成果物の納品後に報酬 | 業務の遂行に応じて報酬 |
瑕疵担保責任 (契約不適合責任) | あり | なし |
これら違いに関する詳しい説明については、下記をご覧ください。
\知らないことでトラブルに発展しかねないフリーランスの契約形態について徹底解説!/
フリーランスを始めるために必要な準備は?
ここではフリーランスになるにあたって、必要な準備についてご紹介していきます。どのような準備が必要かお困りの方は、ぜひ参考にしてください!
開業届を提出し、フリーランスデビュー
まず税務署にフリーランスとして独立したことを申告するために、開業届という書類を記載し提出しなければなりません。この開業届という書類ですが役所の文書なので、行政手続きに明るくない人が見ても何を書けばいいのかがわかりにくいです。
そこで開業しやすいように、「freee」や「マネーフォワード」といった企業が簡単に開業届を作成できるサービスを作ってくれています。こちらを使うメリットは、以下の3つです。
- アンケートに答えるだけで、必要項目に自動で転記されて開業届できる
- e-tax(電子申告)を利用して、ネットだけで提出までできてる
- 無料で利用できる
詳細については、以下記事に書いているので参考にしてください。
\開業届を簡単作成!/
30代貧乏フリーランスエンジニアのデスクツアー
現役30代貧乏フリーランスエンジニアである私が、限られた予算の中で快適なワークスペースをどのように作っているか、実際のアイテムを交えて詳しく解説します。高価な機材はなくても、工夫次第で効率の良い作業環境を実現できます。自作PCから周辺機器、デスクやチェアまで、コスパを重視しながらも快適性を追求したデスクツアーをお届けします。
この記事でわかること
- コスパ最強のPCパーツ選び
- 長時間作業でも快適なデスク&チェアの選び方
- 集中力を高める周辺機器の紹介
- 30代エンジニアが実践するデスク環境の作り方
こんな方におすすめ
- 自宅で仕事をするフリーランスエンジニア
- 限られた予算で快適なワークスペースを作りたい方
- デスク周りの環境を改善したい方
随時更新していくので、ぜひブックマークして参考にしてみてください。
\筆者のデスク環境を紹介!テレワークの環境作りのご参考に/
フリーランスの会計について
フリーランスとなって不安なことのひとつに、確定申告をする点がありますよね。会社員のときは源泉徴収で会社でやってくれていたので、いまいち見当がつきにくい部分です。
ただこちらもひと昔前と比べると会計ソフトが充実しており、そこまで心配する必要はなくなりました。会計ソフトになかでも2台巨頭の「freee」と「マネーフォワード」について比較してみたところ、以下のような方におすすめできる結論となりました。
- freee →会計の知識が全くない方
- マネーフォワード →会計について少しでも知識がある人・料金を安くおさえたい方
なぜこのような結論となったか、下記記事に詳細比較を載せております。会計については難しい面もありますが、この2つのどちらかを使えばとりあえず大丈夫です。
\会計ソフト:freeeとマネーフォワードを徹底比較!/
フリーランスの事業用スマホにオススメの組み合わせ
フリーランスをするにあたって、プライベート用の電話番号と仕事用の電話番号を分けて管理したい人も多いのではないでしょうか。プライベートと事業用の2台持ちすることで、以下のようなメリット・デメリットがあります。
【メリット】
- プライベートの電話番号を知られない
- メンタルが安定する
- 経費管理が楽
【デメリット】
- 管理の手間が増える
- 2台分の料金がかかる
またフリーランスにおすすめできるSIMの組み合わせとして比較した結果、「povo + 楽天モバイル」の組み合わせが最強という結論に至りました。メリット・デメリットの詳細やSIMの組み合わせについては、以下で詳しく紹介しています。
\プライベート・仕事用の2台持ちにおすすめなSIMの組み合わせを紹介!/
フリーランスにオススメの事業用クレカ
フリーランスでの経費支払いのために、プライベート用とは別に事業用のクレジットカードを作ったほうがいいです。事業用のクレジットカードを作ることによって、事業に使った経費の管理が簡単になります。
事業用クレジットカードで私がおすすめしているクレジットカードは、「マネーフォワードビジネスカード」です。なぜマネーフォワードビジネスカードがおすすめなのかというと、以下の3点です。
- 初期費用・年会費無料
- ポイント還元率1~3%
- 審査なしで即日発行できる
上記の理由については、以下リンクに詳しく記載しています。事業用のクレジットカードについて、ご興味がある方はぜひご確認ください。
\事業用クレジットカードにマネーフォワードビジネスカードがおすすめな理由を紹介!/
フリーランスにオススメな事業用銀行口座
フリーランスの方は、事業用の銀行口座を持った方がいいです。なぜかというと事業用口座を作成し、プライベートと分けてお金を管理することで確定申告での手間を省くことができるからです。
また本サイトでは、事業用口座として「楽天銀行」での口座開設を推奨しております。楽天銀行を推奨している理由として、以下のようなものがあります。
- 店舗がなく、インターネット上での取引が中心
- 24時間365日いつでも利用可能
- 高金利の預金商品
- 楽天ポイントが貯まる
楽天銀行には「個人口座」と「個人ビジネス口座」の2種類が存在します。こちらの違いやどちらを使えばいいかについて、下記リンクの記事に詳しくまとめております。事業用銀行口座にお悩みのフリーランスの方は、ぜひ参考にされてください。
\楽天銀行の個人口座?個人ビジネス口座?について徹底解説!/
フリーランス向けの所得・損害賠償保険
フリーランスで仕事を行うにあたって、収入の不安定さや突発的な出費などお金に対して不安感をお持ちの方も多いのではないでしょうか?そんな不安を解消してくれるサービスとして、「フリーナンス」があります。フリーナンスでは、以下のようなサービスが提供されています。
- 屋号・ペンネームでも開設可能な「フリーナンス口座」
- 資金繰りをサポートする「即日払い」
- 損害賠償からフリーランスを守る「あんしん補償」
- 万が一の所得補償もあり「あんしん補償プラス」
- ビジネス用の住所が取得できる「バーチャルオフィス」
このようにフリーランスが働きやすくなるような、補償やサービスが多数用意されています。以下に各サービスについて詳しく紹介しておりますので、ご自身のフリーランス業務に必要か不要かを判断してみてください。
\手厚い補償でフリーランスが安心してお仕事ができる!/
フリーランスエンジニアはどうやって案件を獲得するの?
フリーランスって不安定なイメージがあって、会社員エンジニアをやられている方が多いのではないでしょうか。ただITエンジニアに関してはそんなことはなく、フリーランスエージェントを利用することで会社員をやっていたころとあまり変わりないです。
フリーランスエージェントを利用することに対して、以下のようなメリット・デメリットがあります。
【メリット】
- 営業や事務作業をやってくれる
- 幅広い案件から仕事を選べる
- 収入が安定する
【デメリット】
- マージンを取られる
- 企業側と認識にずれが発生する
下記記事にメリット・デメリットの詳細についてまとめています。おすすめのフリーランスエージェントについても、記載しているのでご確認ください。
\フリーランスエンジニアにおすすめのエージェント3つを紹介!/
ちなみにですが、私は首都圏から故郷の福岡県にUターン移住しました。移住にあたって、福岡でフリーランス案件探しで実際に利用してみて、おすすめできるものを以下にまとめています。移住に最適な福岡で、フリーランスエンジニアとして生活していきたい方は、合わせてこちらもご覧ください。
>> 【移住に最適】福岡でおすすめなフリーランスエージェント4選!
フリーランス案件探しで必要な書類「スキルシート」
スキルシートは、エンジニアが持つ技術スキルや経験を一覧形式でまとめた文書です。主に以下の要素で構成されています。
- 基本情報(名前、連絡先など)
- 保有する技術スキル(プログラミング言語、フレームワーク、ツールなど)
- プロジェクト経験
- 資格や認定
- 自己PR
職務経歴書と似ている部分もあるのですが、以下のような面で違いがあります。
項目 | スキルシート | 職務経歴書 |
---|---|---|
焦点 | 技術スキルと経験にフォーカス | 職歴や業務内容、成果に重点 |
形式 | 表形式や箇条書きが主体 | 文章形式が主体 |
詳細度 | 技術的な詳細を重視 | キャリアの全体像を重視 |
使用目的 | 主に技術力の評価やプロジェクトアサインメント | 主に採用選考や人物評価 |
更新頻度 | 新しいスキルを習得するたびに更新 | 転職や大きなキャリアの節目で更新 |
魅力的なスキルシートは、あなたの技術力を効果的にアピールし、キャリアアップのチャンスを大きく広げます。スキルシートの書き方やコツについて、以下リンクにて解説していますのでご確認ください。
\魅力的なスキルシートを作成する書き方・コツとは!/
【警告】実務経験なしでフリーランスエンジニアは危険!?
フリーランスエンジニアを目指して、プログラミング学習を行っているプログラミング初心者の人に警告します。急ぐ気持ちはわかりますが、いきなりフリーランスエンジニアとなるのはあまりに無謀です。
私の感覚としては、どこかで最低でも2年程度は会社員エンジニアとして実務経験を積むべきです。いきなりフリーランスの世界に飛び込んでしまうと、以下のようなことで苦労します。
- 競争が激化している
- スキルが無いときつい
- 収入が不安定
そうは言っても、どうしてもフリーランスエンジニアを実務経験がない状態から始めたい方も中にはいらっしゃると思います。そこで下記リンクにて、可能性は低いがいきなりフリーランスとして活躍できる可能性がある人について紹介しています。
\いきなりフリーランスになれるとしたらどんな人?/
高還元SESとフリーランスエンジニアどっちがいい?
フリーランスエンジニアよりも高還元のSES企業に入社して、正社員として働いたほうが安定していて高還元で年収も上がるので、いいのではないかと思われるかもしれません。しかし私はこの考えに関して否定的で、収入アップを望むのであればフリーランスエンジニアになるべきです。
なぜならば、高還元SESにはわかりづらい隠れコストが多々ある場合があります。これにより入社前に思っていた給料よりも、実際の給料を確認すると結構少ないということが発生しています。給料が少ない理由についてや、フリーランスエンジニアの方がおすすめな理由について以下で紹介しています。
\高還元SESの給料が思ったよりも少ないのはなぜなのか?/
エンジニアがフリーランスになることは怖くない!
会社から独立して、フリーランスとなるのはものすごく恐怖を感じると思います。私もちゃんと生活できるだろうかと、とても怖いと感じていました。ただやってみると会社員と大差はないし、仕事を自分でコントロールできるので自由を感じながら働けています。
最悪フリーランスに失敗したとしても、エンジニア不足のため会社員にはいつでも戻れます。フリーランスという働き方に興味がある方は、ぜひフリーランスエンジニアに挑戦してみてはいかがでしょうか?