こんにちは、たいし(プロフィールはこちら)です!
未経験エンジニアのポートフォリオ作成で悩んでいませんか?「未経験からエンジニアになりたいけど、ポートフォリオなんてどうやって作ればいいの?」そんな風に悩んでいるあなたへ。
エンジニアへの第一歩を踏み出すために、ポートフォリオは欠かせない存在です。しかし未経験者にとっては、何から手を付けていいのか、何をアピールすればいいのか、途方に暮れてしまうかもしれません。私自身も未経験からポートフォリオ作成し、エンジニアとなった過去があるので気持ちはわかります。
「自分のスキルをどうアピールすれば、企業に魅力的に思ってもらえるのだろう?」「他のエンジニアのポートフォリオと比べて、自分のものは見劣りしないだろうか?」これらの悩みは、多くの未経験エンジニアが抱える共通の不安です。
でもご安心ください。この記事では未経験エンジニアでも簡単に始められるポートフォリオ作成のヒントを、具体的な事例を私の経験談を交えてご紹介します。
「ポートフォリオ作成を通して、自分の成長を実感し、エンジニアとしてのキャリアをスタートさせたい!」そう考えている方は、ぜひ読み進めてみてください。この記事を読めば、あなたもきっと魅力的なポートフォリオを作成し、エンジニアへの道を切り開くことができるはずです。
ポートフォリオは未経験エンジニア転職において、スキルアップや実力の証明、面接対策にまで使える強力ツール!
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なぜ未経験エンジニアにポートフォリオが必要なのか?
ポートフォリオは未経験エンジニアにとっては、自身の能力を具体的に示すマストアイテムです。ここでは未経験からエンジニアを目指す方々に向けて、ポートフォリオの重要性と作成のメリットを解説します。
ポートフォリオの役割
エンジニアとしてのスキルや実績を可視化し、面接官に訴求力のある形でアピールすることがポートフォリオの主な役割です。履歴書や口頭ではなかなか伝えきれない、自分の技術力や問題解決能力を具体的に示すことができます。ポートフォリオは自分をアピールする最強ツールとなります。
未経験からでもポートフォリオを作るメリット
未経験エンジニアがポートフォリオを作成することで、以下のメリットが得られます。
- 自己学習の促進
- 面接対策
- 就職活動の突破口
自己学習の促進
ポートフォリオを作る過程で、自ら技術を学び、理解を深めることができます。単に写経するだけでなく、自分なりの解決策を考え抜き、完成作品にまとめ上げる必要があります。この一連のプロセスを通して、技術の内部構造や設計思想を体得が可能です。
面接対策
面接の際、ポートフォリオを使って自分の実績を具体的に説明できます。単に「〇〇のスキルがあります」というだけでなく、実際に作成した成果物を見せながら、技術の詳細や工夫点を丁寧に説明することで、面接官の評価を高められるでしょう。
就職活動の突破口
ポートフォリオは履歴書に加えて提出できるツールです。採用担当者の目に留まりやすく、自分のアピールポイントを効果的にアピールできます。未経験からでも、ポートフォリオを使って自己PRすることで、就職への道が開けるかもしれません。
(余談)筆者が未経験からエンジニア転職を行った体験談
余談ではありますが、筆者も未経験からエンジニア転職した経験があります。その時に私はRuby on Railsを使って、筋トレを習慣化させるためのアプリケーションをポートフォリオとして作成しました。
ポートフォリオを作成したことで、趣味などの自分の人間性について面接でアピールすることに役立ちました。また技術選定などの設計から一人で行ったので、未経験ながらも技術力のアピールにすることができました。
>> 筆者は「DMM WEBCAMP」でポートフォリオ作成をしました!詳しくはコチラ
ポートフォリオ制作の具体的ステップ
ポートフォリオ制作は以下の7つのステップで進めます。
- スケジュール作成
- 題材の決定
- 機能・画面のラフ案作成
- 技術選定と調査
- 各種設計
- 開発とテスト
- デプロイ
それでは、各ステップを詳しく見ていきましょう。
スケジュール作成:プロジェクト成功の鍵
スケジュール作成は、ポートフォリオ制作の成否を左右する重要なステップです。以下の点に注意しましょう。
- 各フェーズの時間配分を明確にする
- 題材選定や機能設計に時間をかけすぎないよう注意
- 常にスケジュールをチェックし、遅れを早期に察知する
題材選定:アイデアの源泉
ポートフォリオの題材選びは、以下のポイントを参考にしましょう。
- 日常的に利用しているWEBサービスの改善案を考える
- 興味のある業界のサイトからインスピレーションを得る
- サイト概要、ターゲットユーザー、利用シーン、ユーザーの目的を明確にする
機能・画面のラフ案作成:アイデアの具現化
ラフ案作成では以下の点に注意します。
- 機能一覧をテキストで作成
- 画面のラフスケッチを手書きで作成
- UIやUXの工夫点を考慮
- スケジュールに合わせて機能や画面を調整
完璧を目指すのではなく、ポートフォリオとしての価値を重視しましょう。
技術選定:最適なツールを選ぶ
実現したい機能に応じて、以下のような技術を選定します。
- サーバーサイド:言語(Ruby等)、フレームワーク(Ruby on Rails等)
- フロントエンド:CSSフレームワーク(Bootstrap等)、JavaScriptライブラリ(jQuery等)
- サーバー環境:AWS等のクラウドサービス
- データベース:MySQL等
- Webサーバー:Nginx等
設計:堅固な基盤づくり
しっかりとした設計は、スムーズな開発の土台となります。
- データベース設計:テーブル定義書、ER図の作成
- 画面設計:ラフ案のブラッシュアップ、必要に応じてモックアップ作成
- アプリケーション設計:機能の詳細設計
設計段階での見落としは、後の大幅な修正につながるため、慎重に進めましょう。
開発とテスト:品質を担保する
開発とテストは以下のポイントに注意して進めます。
- 機能ごとにテストを実施し、早期にバグを発見
- テストの自動化にチャレンジ
- GitHubでのバージョン管理を徹底し、こまめにコミット
- コミットメッセージやREADMEは第三者の目線で作成
デプロイ:世界へ向けて公開
最後に、ポートフォリオを本番環境にデプロイします。
- AWSなどのクラウドサービスを利用して、技術理解をアピール
- 実際の利用シーンを想定したデータを用意
- 可能であれば独自ドメインを取得することで、企業からの評価がアップ(ドメイン取るならお名前.com)
ポートフォリオ制作の7つの重要ポイント
エンジニアとしてのキャリアをスタートさせる上で、ポートフォリオは極めて重要です。ここでは、企業の目に留まる魅力的なポートフォリオを作るための7つの重要ポイントを詳しく解説します。
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技術への深い理解を示す
ポートフォリオは単なる見栄えの良さだけでなく、あなたの技術力を如実に表すものです。以下の点に注意しましょう。
- 基本的な技術(Ruby・PHP・Pythonなど)を確実に理解し、適切に活用する
- コピペではなく、自分の言葉でコードを書く
- 使用する技術やライブラリの選択理由を明確にする
他者への配慮を忘れない
ポートフォリオは、開発者、利用者、採用担当者など、様々な人の目に触れます。以下の点に気を付けましょう。
- リーダブルなコードを心がける(適切な変数名、関数名、インデント)
- GitHubのREADMEを丁寧に作成する
- コミットは適切な粒度で、分かりやすいメッセージを付ける
- ユーザーフレンドリーなUIとWebデザインを心がける
実務を意識した実装を心がける
より実践的なポートフォリオを作るために、以下の要素を取り入れましょう。
- テストコードの実装
- Dockerでの環境構築
- 外部APIとの連携
- 適切な例外処理
- 非同期処理の実装
- SQLを用いたデータベースアクセス
- HTTPSによるセキュアなWebサイト構築
新しい技術へのチャレンジ
カリキュラムで学んだ以外の言語やフレームワークにチャレンジするのも良いでしょう。ただし、以下の点に注意が必要です。
- チャレンジする理由を明確にする
- 技術の特徴をよく理解した上で選択する
- チャレンジする期間を明確に設定し、期限内にアウトプットする
情報の取り扱いに十分注意する
ポートフォリオは完全にセキュアではない可能性があります。以下の点に注意しましょう。
- 個人情報やカード情報など、センシティブな情報は絶対に含めない
- テストデータを使用する場合も、実在の人物や企業を想起させるものは避ける
完成度を重視する
企業に見せる際は、最低限以下の状態にすることが重要です。
- エラーなく動作する
- 設計した機能が全て実装されている(必要に応じて機能を絞り込む)
- デプロイされ、実際に動作確認できる状態になっている
期限を守る
決められた期間内に完成させることも、ポートフォリオの評価ポイントの一つです。
- 何を作り、何を諦めるかの判断力を示す
- 時間管理能力をアピールする
- 未完成よりも、機能を絞っても完成させることを優先する
ポートフォリオの制作が難しいと感じるなら、プログラミングスクールを活用しよう!
ポートフォリオは、エンジニアとしての技術力や創造性を示す重要なツールです。しかしプログラミング初心者が自力で、質の高いポートフォリオを作り上げるのは非常に難しいです。
そこでおすすめなのが、プログラミングスクールの活用です。スクールを利用することで、以下のような大きなメリットが得られます。
- 現役エンジニアによる指導
- 実務経験豊富な講師からの直接指導
- 最新の技術トレンドや業界ニーズに基づいたアドバイス
- 体系的なカリキュラム
- 基礎から応用まで、段階的に学習できる
- ポートフォリオ制作に必要なスキルを効率的に習得
- 実践的な環境
- チーム開発の経験
- コードレビューを通じた品質向上
- 就職・転職サポート
- 企業が求めるスキルセットの把握
- 効果的な自己アピール方法の指導
これらの支援により、プログラミング初心者でも、より高品質なポートフォリオを作成することが可能になります。
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さらに多くのプログラミングスクールでは、国の給付金制度を利用できます。この制度を利用することで、スクールの受講費用を大幅に抑えることができます。
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まとめ
今回は未経験からエンジニアを目指すときの、ポートフォリオ制作の流れや制作での注意点についてご紹介いたしました。ポートフォリオは未経験エンジニアにとって、自らの実力を示す最良の手段です。自己学習の促進、面接対策、就職活動への活用など、作成に投資した時間は必ず報われます。ぜひ自身のスキルを可視化し、採用担当者の目を引くポートフォリオを作成してみてください。
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